君に恋して 〜泰明編〜 「神子・・・・・」 「泰明さん・・・・・」 私の問いかけに、お前は答えた。 その声は、甘く・・・優しく、私の耳に響く。 どうしてお前は、私の心を惑わすのだろうか。 こんな感情は、お前と会うまで知った事が無かった。 知らなかった自分のこの感情・・・心・・・・・ すべて、お前が教えてくれた。 恋する事、愛する事、永遠に守って行きたいと思った事。 私のすべてを、お前に捧げよう。 愛しいお前に、淡い口づけをして・・・・・・・・ 「愛している・・・・・」 私はそっと、おまえの耳元でささやく・・・・・ 【完】 |