桜花満開 〜頼久編〜
桜が咲く。
桜が満開に咲く。
この美しい花を、あなたにもお見せしたい・・・そう思った。
だから、私は・・・
あなたをお連れして、この桜の元へと向かった。
あなたは、美しい光景に見惚れていた。
私は、幸せそうに微笑むあなたのその姿に・・・見惚れる。
「頼久さん」
笑顔が私に向く。
私も、幸せで満ち溢れて行く。
花びらが、ふわりと舞い降りて・・・あなたの頬に落ちる。
私が右手を伸ばし、あなたの頬へと近づける。
そして、その花びらに・・・そっと触れる。
【完】
拍手御礼ss其の弐、頼久編です。
↓感想送ってくれると嬉しいです(日記にて返信しています)
←home