03. 文(ふみ) −恋する気持ち−




あなたへの募る想いを・・・今、文に託して。








「永泉さん」


私の名を呼ぶあなたの声が、私の背中に響く。
それだけで、とても幸福な気持ちになる。


「あなたが、愛しい・・・」


この胸の想いは、溢れそうになる。
だから・・・だから、あなたにこの想いを綴った文を・・・・・








神子・・・
突然のこの文をお許しください。
どうしても、あなたに伝えたい想いがあります。
初めてあなたにお会いした時から、ずっと・・・
ずっと、あなたを愛しています。
あなたのその笑顔、幼げなその表情。
そして・・・時折見せる、大人びたその振る舞い。
すべてが愛しくて・・・私の想いは、溢れるばかり。
どうか、私のこの想いを受け止めてください。
ずっと私の側に・・・いてください。








想いを綴った文を・・・今、あなたに届ける。
あなたはこの文を、どう見てくださるのでしょうか・・・・・


【完】






片思いな永泉さんのお話です。あかねちゃんの答えはもちろん・・・v
文の書体は「恋文ペン字」にしましたよーー(笑)恋文だけに(041018)
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