38. 秘密 −あなたへの気持ち−
あなたが好き。
もうずっと前から、あなたの事が・・・好き。
「永泉さん」
私の名を呼ぶあなたの笑顔も、ただ愛しい。
「神子、あなたが好きです」
そう伝えられたら、どんなに良いだろうか。
まだ、伝える事ができない。
「愛しい」
あなたへの愛しさが溢れて、想いを伝えてしまいたくなる。
でも、まだ伝えられない。
「いつか、いつか・・・」
この胸の想いを、あなたに伝えたい。
「けれど・・・」
今はまだ伝えられない、私の大切な小さな秘密。
【完】
ふふふ、こっそりと神子を慕う永泉さん・・・好きですねvv
きっと神子には彼の熱い視線が降り注がれていることでしょう(050601)